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資料館では、傍らにある縄文時代の遺跡「里浜貝塚」から出土した縄文土器や骨角器、石器、装身具、縄文人の食料である魚や獣の骨などを展示し、縄文人の知恵と生活をわかりやすく紹介しています。
2009年にちょっぴりリニューアルし、丸木舟の上からマグロをねらう縄文人の立体模型や、骨からわかる縄文人大解剖コーナ、暮らしぶりを復原したイラストパネルなどが追加。より「みて」「ふれて」「たのしめる」資料館になりました。 映像シアタでは、縄文時代の里浜に生きた“げんちゃん”一家の暮らしを再現した「JOMON−今、蘇る縄文−」を上映しています(上映時間15分)。 資料館なかほどで出迎える貝層断面は、約2500年前のほんものの貝塚を剥ぎ取ったもの。アサリを中心に貝殻や動物の骨、土器などがぎっしりつまっています。見る人を縄文にいざなう、まさに“タイムカプセル”です。 |
奥松島縄文村は、仙台市からおよそ40km、“日本三景”松島からはおよそ15km、北東に進んだところにあります。野蒜(のびる)から宮戸島にかけての地域が奥松島と呼ばれ、素朴で明媚な本来の松島の風景を、いまも残しています。 |
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◎JRで 仙台駅→野蒜駅 仙石線・仙石東北ライン 40分 ※仙台からお越しのお客様は、東北本線から仙石線に乗り入れる「仙石東北ライン」をご利用いただくと時間が短縮になります。 ◎自動車で ・東北自動車道 大和I.Cから約50分 ・三陸自動車道 鳴瀬奥松島I.Cから約20分 ・一般道 仙台から 約70分 松島から 約25分 ◎野蒜駅から奥松島縄文村 自動車で10分弱。駅からのバスはありません。タクシー、徒歩の手段があります。およそ5kmの道のりです。 → 《Google マップ》 で見る (別ウィンドウで開きます) |
縄文村には、歴史資料館のほかに、資料館付属の「中庭美術館」、体験学習室や埋蔵文化財センターを備えた「交流館」、石の広場、休憩舎、屋外公衆トイレなどがあります。
土屋根の竪穴住居も、里浜貝塚ファンクラブの力で完成(現在は安全のため中には入れません。外からご覧下さい)。 駐車場は30台ほどのスペースがあり、大型バスも駐車可能です。大高森西側登山口へのアクセスはこちらが便利です。 携帯電話の電波は届きにくいことがありますのでご注意ください。 |
中庭美術館 |
交流館 |
土屋根の竪穴住居(手作り) |
参考資料 |